生き慣れた日本を離れ、地球を半周した日本の裏側の国ブラジルにお嫁にやってきて3年半。 地球を半周しただけに、もうまさに人生一転。 見るもの食するもの聞くもの感じるものすべてにおいて新参モノ。 日本の常識は通用しないし、もうここまで一転人生のスタートならば、のびのび気ままに受け留めたいものは受け留め、そうでないものは素通りし、日伯合作な人生を楽しんでみます。
(すでにブラジル文化を吸収しすぎて、身体のフォルムと時間の感覚がすっかりナチュラルにブラジルナイズ)
でも、日本人としてのDNAは生まれながらに長年の積み重ねも経て染みついた紋所のようなものなので、大切に守っていきつつも、そんな妙な混ぜこぜ視点からブラジル生活で起こるアレコレを綴る記録です。
「福岡を飛び出してでも好きな人のところに行きたかったんだね。私だったら福岡好きだから福岡に来てくれる人と結婚するよ。」 ある時、知人から掛けられた言葉だけど、なんとなく私には違和感があり。
もちろん“福岡人あるある”さながら福岡愛は強めだし、結婚するにあたり二人で結婚を決めて二人でたくさん話し合って住むところを決めたわけで、私ひとりが想いを胸にブラジルにたどり着いたわけではなく。はたまた、若くして海外生活を夢みていたり、国際結婚に憧れていたわけでは決してない。
お嫁にやってきた経緯を詳しく語るわけではないけれど、
よく言う、ビビビと感じたとか、この人だ!と稲妻落ちたとか、その類かもしれないけれど、割と強めのコネクションで出会った頃から繋がれた縁もあり、
ただ、「言葉はいらない」とか「感覚的に同じ匂いがする」とかファンタジーな感じには放っておかず、特に言語も国籍も生きてきた文化も違うわけなので、さらにはしっかり歳を重ねた後の晩婚でもあるので、
とことん二人で、
かなり二人独自の方法で
コミュニケーションをとります。
ブラジル人は語り合うのが好きってのもあるかもしれないけれど、こちらの日伯カップルは、落としどころは違えど、このコミュニケーション盛りだくさんって点は同じ感覚なんじゃないかなぁ。 ってことで、たぶん我ら夫婦よがりな視点のブラジル生活記を本人が一番楽んで緩く平和に綴っていくことになりますので
なんとなく寄り添い気味の優しい違和感で読み流してもらえたらなと思います。
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